Wordpressを提供するAutomattic社の採用方法
フリーのブログ運営サービスWordPress.comを運営するAutomattic社。
世界中に分散した社員で遠隔からシステム開発・運営がされていることで知られています。
その採用スタイルも独特という記事を見かけたので、今回調べてみることにしました。
まず、HPの採用ページを見てみると
・好きな場所で仕事ができる
採用ページのMAPには世界中のどこに従業員が生活拠点を置いているか?を見ることができます。
その数およそ60カ国以上全社員がリモートワーク
・プロジェクトベースからフルタイムへ
2週間から6週間続く契約でプロジェクトを行い、フルタイムに切り替えるようです。
フルタイムの最初の3週間はWordPress.comのカスタマーサポートを行い、また毎年1週間はかならずカスタマーサポートの仕事を担当することを必須としているようです。
これはユーザーの気持ちを早期かつ継続的にキャッチアップしてプロダクトに反映されるためと考えているようです。
・1年に1度 全社員が7日間集まる
その他にも各プロジェクトメンバーが定期的に合宿で顔を合わせる機会はあり、その際はチームのレベルと戦略立案のため、集中した時間を費やしているようです。
・多様性を包括すること
好奇心が強く、自走し、思いやりを思った企業運営を心がけているようです。
その他にも休暇をきちんと取得することや育児に対するフォローなど、会社として保証する部分も多く存在しているようです。
そのためもあってか、採用のエントリーシートは必ず最高意思決定者であるマレンウェッグ氏が最初にチェックを行っているようで「優秀な人材の採用」に20-30%の時間を割いているようです。
その基準は、会社とフィットしているかどうか。
そして、一度フィットしないと判断されても何度でもチャレンジできるようなシステムを構築し、応募者にアナウンスしているのも特徴的です。
そんなAutomattic社の収益モデルは以下の通り。
・一般ユーザーのアップグレード
・広告収入
日本にはまだまだ浸透しづらい文化ではありますが、参考にすべき点も多いのではないかと思い記事にしました。
参考にした記事も以前のものが多いですが、ご参考までに。
参考: