働くを考える Arrows -アローズ -

働き方改革、移住、複業(副業)など"働く"には様々な選択肢が登場してくるようになりました。 年齢、経験、ライフスタイルの変化に合わせて、自分の進むべき道 Arrowsを見つけられる。 "働く"を中心にしたライフスタイルWebマガジン"Arrows"

24時間365日動くサービスに、"定休日"は取れるのか?

24時間365日動いているサービスと言えば、皆さん何が思い浮かびますか?

インターネットやオンラインシステムも常に動いているものがほとんどで、私達IT業界でも「24/365(にーよんさんろくご)」という言葉は、ドキッとするものです。

 

その他のサービスとしてすぐに思い浮かぶのは、警察・消防・救急・病院などの命や身の安全に関わるサービスと、ホテルのような様々な時間帯に活動するお客に対応するサービスでなかなか休暇がとりづらい状況にあったようです。

 

www.nikkei.com

宝荘ホテル(松山市)が道後で建て替えオープンした「宝荘ホテル道後御湯(みゆ)」では、6月から毎週1回(原則として水曜日)を定休日とした。宿泊の繁忙期を避けながら、年間で6カ月を対象とする

ホテルのような固定資産があると、どうしてもそれを動かさない時期があると収益が下がってしまうように感じてしまうのだとは思いますが、社員が継続して仕事ができる方が、新規雇用の広告費など読みづらい支出に翻弄されることもなく、コスト的にもメリットがあるのではないかと思いました。

 

それに社員が長期間に渡って働くことができれば、提供できるサービスの質も向上し安定的な経営ができる可能性もあります。

サービス業において「定休日」は収益がない日として、不安を抱いてしまいますが、決断を出せるか?が大きなポイントのようにも感じます。

 

余談ですが、ここ数日話題の「有給チャンス」のニュースですが、まだまだたくさんの業界で悪しき習慣として残っているようです。

個人的にも食品業界・IT広告業界で長く働き、色んな業種の方の働き方を見てきましたが、権利として全て対応できている会社・個人はまだまだ少ないように感じます。

ジャパンビバレッジ「有給チャンス」事件 「告発」の背景(今野晴貴) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

休むも休まないも御本人の意思で選択できる、世の中の空気が醸成されるともっと選択肢が広がるように感じました。